JR発足20周年青春18きっぷで行く、サンクスフェスタ&宮地岳線乗車の旅B

2007年(平成19年)3月24日(土)、管理人は「サンクスフェスタIN九州鉄道記念館」と部分廃止が予定されている西鉄宮地岳線の乗車に行ってきました。

 折尾駅には、やはり4分遅れて到着した。電車を降り、デザインの賛否が分かれる先頭車を撮影した。

   折尾駅で途中下車し、大正時代に建てられた駅舎を撮影。しかし、この駅舎は数年後に建て替えられるそうで、また一つ古い駅舎がなくなってしまうのは非常に残念だ。効率化が求められる中、より保守に手間のかからないようにする動きも理解できなくはないが、何でもかんでもその名の下で古い建物を壊してゆくことには、大きな抵抗を感じる。一度壊してしまえば、二度と元通りにはできないのだから。

 

 その後、今度は筑豊本線用の1・2番乗り場へ向かった。既に快速博多行きの817系が入線していた。本当は、今年の春登場した817系1100番台を期待したのだが・・・。満席だったので、例によって運転席後ろで立つことにした。

 発車間際、再び雨が降り出した。雨が降ったりやんだり。全く、嫌な天気である。

 途中の駅で、817系1100番台とすれ違った。新車だけにピカピカだった。撮影できなかったのが非常に残念である。

 13:54、電車は雨の直方駅に到着した。早速駅の外に出て、古い木造駅舎を撮影した。この駅舎は、初代博多駅舎を移築したものと言われており、大変興味深い。

 しばらく駅前をうろうろした後、次の電車に乗るために改札口に向かった。改札口で駅員さんに青春18きっぷを見せると、その駅員さんはきっぷではなく、私のバッグから飛び出している先ほど買った新幹線の時刻表板に注目して「それ、どこで買ったの?」と言った。

私:門司港で行われているサンクスフェスタで買ったものです。

駅員さん:何円くらいしたの?

私:1000円の福袋の中にサボやバッジなどと一緒に入っていました。

駅員さん:お買い得やね。

私:そうですね。

 そう言って、お互いに笑いながら別れた。おそらく、この駅員さんも鉄道が好きでこの職業に就いたのだろう。直後に電話が鳴ったので、駅員さんはすぐに仕事モードに切り替えて、てきぱきと応対していた。

 3・4番乗り場で次の折尾方面行きの電車を待っていると、キハ31形の回送電車が入ってきた。さらに、折尾方面からはキハ47形2連も入線した。キハ31形は、昨年から後藤寺線や筑豊本線(若松線、原田線区間)に投入されたもので、全て転属車である。

 14:21、快速門司港行きの817系が入線した。しかし、残念ながら1100番台ではなく1000番台だった。ここまで来るときに乗った博多行きとは対照的に、こちらはかなり空いていた。

 二十数分の乗車で折尾駅に到着。しかし、筑豊本線と鹿児島本線を結ぶ連絡線に設置されている7番乗り場着だったので、ここから一旦改札口を出て、本駅舎まで移動しなくてはならない。しかし、途中下車不可のきっぷでも改札外に出ることができるため、駅舎を撮影できるというのが折尾駅乗り換えの良いところである。

 折尾駅から鳥栖行きの快速に乗車。こちらは満席で、赤間まで立つことになった。

 次の目的は、間もなく部分廃止される西鉄宮地岳線西鉄新宮―津屋崎間の乗車であるが、せっかくならば、と筑前新宮駅の駅舎を撮影に行くことにした。当サイトでは、既に筑前新宮駅のページを公開していたが、写真が駅名表示板だけだったので、それでは寂しいと思ったからである。筑前新宮駅で早速途中下車し、大雨の中、何とか撮影した。

 さて、宮地岳線乗車を行うのであるが、JR古賀駅と西鉄古賀駅の間は、去年夏の旅行で、徒歩で移動できる距離だと知っていたので、今度は反対方向の電車に乗り、次の古賀駅で下車した。

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