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西九州一周ぶらり旅!後編

修学旅行の残金で行った今回の旅行。予算ギリギリで、最終的な残金は何と20円でした!    ここから島原鉄道に乗ろうと思っていたが、列車は数分前に発車していた。仕方ないので諫早駅から歩いて本諫早駅まで行くことにした。駅を出て、駅舎を撮影。諫早駅舎も戦前に建てられた駅だ。リフォームはしているものの、所々に面影がある。

 諫早市街を抜け、本明(ほんみょう)川沿いを歩く。前方に諫早城址の森が見えてきた。

 諫早城址は諫早公園として整備されていて、園内には、移設された古い眼鏡橋もあった。

 そこからさらに5分歩いた場所に本諫早駅があった。

 本諫早駅舎は大きく感じたが実際、駅として使っているのは、写真で言うと左端だけ。駅舎内には待合室があって、券売機もあった。30分ぐらい待った後、ホームへ入る。諫早行きは向かい側のホームのようなので、行こうとしたら、駅員さんが出てきて、「ワンマン列車は、こちらに停車しますよ。」と親切に教えてくれた。その後、乗車券に昔懐かしい金属製の鋏を入れてくれた。まさかこんな所で、現役の金属製の鋏を見ることができるとは思ってもいなかった。島原鉄道は一部区間の廃止を検討しているそうだが、某社と違って、職員の対応も素晴らしい。廃止するのは惜しい鉄道だ。やがて諫早行きの黄色い気動車が入線した。

 車内は満員で、たった3分ながら立つことにした。諫早駅に到着すると、運転士が青い紙を、きっぷと整理券の引き換えに渡していた。どうやら、JR改札口を通って降りる人のための運賃収受済みの証明書らしい。別に改札口を通るわけではないが、私ももらった。その数分後に鳥栖行きの各駅停車が入線するので、急いで鳥栖行きが入線するホームへ向かった。祝日ということもあって、通学生の姿は思ったほど多くなかった。やがて、817系各駅停車・鳥栖行きが入線した。

 車内には空席があり、海が見える右側の座席に座った。発車時刻が近づくにつれ、どんどん人が乗ってきて、立っている人の姿も見受けられるようになった。16:11、定刻に発車した。隣のホームからはキハ66・67も発車。817系が少し遅かったのだが、電車の加速力が勝り、途中で追い越した。

 大半の乗客は、15分もするとほとんど降りてしまい、私の前の補助席に座っていた高校生カップルも降りていった。車内は静かになった。小長井あたりが最も乗客の少ない区間だ。そのため、この区間の運転本数もかなり少なくなる。小長井と肥前大浦の間にある信号所で停車した。対向列車が遅れているらしく、なかなか発車しない。数分後に、下りの783系「かもめ」が通過し、ようやく発車した。その後も何度か駅や信号所で、対向列車の待避が行われた。

 肥前大浦辺りから再び乗客が増え始め、通路を挟んだ向かい側には部活帰りとおぼしき高校生グループが座った。列車は先ほどの待避で、数分遅れているが、あの事故を受けてか、さほど加速はしなかった。これが本来の速度なのだろう。肥前鹿島では20秒程度の短い停車で発車した。長崎本線と佐世保線が合流する手前で信号停車。肥前山口では、811系「有田陶器市号」の発車と同時に入線した。おそらく信号停車の原因はこの811系だろう。元々、この電車は肥前山口に10分程度停車するので、停車時間を削減してほぼ定刻に発車することができた。約15分程度で夕方の佐賀駅4番乗り場に到着した。

 こうして、ゴールデンウィーク「西九州一周ぶらり旅」は幕を閉じたのだった。

<おわり>

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