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目指せ1級!第12回時刻表検定の旅A

第12回時刻表検定を受験したときの旅行記です。

 「西鉄国際ビジネスカレッジ」から25分ほど歩いて天神の中心部に着いた。流行の最先端を行く天神の街には早くもクリスマスソングが流れ、色とりどりに飾られたクリスマスツリーが西鉄福岡駅の南口玄関に置かれていて、時間までも先取りしているようだった。地下街を通って空港線天神駅へ。地下街は人々でごった返していたが、さすがに地下街のど真ん中で立ち止まって携帯電話や雑談をするという傍若無人な人はいなかった。佐賀では地上にも地下にも駅にもこんな人はいくらでもいるんだけどなぁ・・・と佐賀と福岡の差を改めて感じながら歩いた。3、4分ほど歩くと空港線天神駅に到着。地下鉄のホームでも多くの人が電車を待っていた。

 福岡空港行きが到着するまでに時間があったので、先に来た逆方向の2000系筑前深江行きを撮影した。

 数分後。ようやく福岡空港行きの1000系が入線した。車内は混雑していて、人の少なかった連結部分で立つことにした。駅にも掲示されていたが、福岡市地下鉄は今年で開業25年になるそうだ。地下鉄というものは、謎だらけである。車窓は真っ暗、明かりと明かりという点を結ぶだけの線である。今、全国の映画館で“地下鉄(メトロ)に乗って”(浅田次郎原作、堤真一主演)という映画が公開されているが、私は地下鉄に乗っているとどこに連れて行かれるか分からないという不思議な感じを味わうことがある。自分は今どこに向かっているのか。もしかすると知らない世界に飛び出すのではないか。もしかすると二度とこのまま走り続けるのでは・・・。そうした地下鉄に乗っているときの不思議な感じはこのときだけの独特なものだ。私はまだ“地下鉄(メトロ)に乗って”を見ていないが、文庫本やあらすじを見る限り、やはり地下鉄は「不思議な乗り物」として描かれている。

 本当に博多に着くのか・・・と思えば、現実には着いた。着かなければ自分の頭がおかしいのだ。でも、地下鉄に乗ってタイムスリップと言うのもなかなか面白そうである。福岡空港行きの1000系は、お客さんを乗せ終わると、闇の彼方へと走り去っていった。

 地下鉄博多駅を出て、地上に出て、今度はJRの改札を抜け、JR博多駅のホームにやって来た。ホームで撮影していると、787系有明編成の回送列車が入線した。方向幕は「リレーつばめ」だが、熊本行きとなっていて、号車表示は9号車自由席となっていたので、おそらく午前中の列車かこれから博多を出る列車に増結されるのだろう。

 その後、別のホームに移動して、415系や787系、813系1000番台などを撮影した。

 415系8連の二日市行きが入線した。前後で編成の番台が違い、連結部分を観察していると、前後車両で微妙に高さが違っていた。台車の関係かもしれないが、同系でも番台や製造年などの違いでライトの位置や窓の配置が異なるのはよくあることだ。

 その二日市行きは、接続列車の到着を待って少し遅れて博多駅を発車した。博多駅では、あちこちで九州新幹線博多開業に合わせて駅ビルを建て直す関係で工事が行われていた。九州新幹線が博多まで到達する頃に、この415系はまだ活躍しているのだろうか。九州で一番元気に活躍している旧国鉄近郊形電車だけに、少々不安な部分もある。

 福北ゆたか線のホームには、別の415系新飯塚行きが入線した。福北ゆたか線用の黄色い方向幕を表示していた。私がこのタイプの方向幕を撮影するのは初めてである。  

 上り「はやぶさ」の鳥栖駅での撮影を思いついたので、次の「リレーつばめ」16:10発に乗ろうと並んだが、とてもではないが立ち席でも乗れそうに無かったので、その20分後に出る後続の「リレーつばめ」に乗ることにした。16:30発の「リレーつばめ」は16:21入線なので、それを待つ時間は長くなかったため、16:10発の「リレーつばめ」への乗車を諦めた人の中には、そのまま並んでいる人もいた。

 16:10発の「リレーつばめ」は、デッキまであふれたお客さんを乗せて発車した。その11分後、後続の「リレーつばめ」が入線。先頭近くに並んでいたので、座席に座ることはできた。次の鳥栖駅で降りるので立った方が良かったかも・・・と思ったが、その時には既に遅く、先発列車同様、デッキも人であふれていた。

 博多駅を発車して2、3分後、竹下駅を通過した。その構内にある車庫に、国鉄色のキハ58形が留置されていた。九州各地に出没して話題を集めている車両だが、あとどのくらい活躍するのかは分からない。ちなみに同駅構内には他にキハ28・58形が3両留置してあった。

 列車は16:51に鳥栖駅6番乗り場に到着した。窓際の座席から抜け出すのは一苦労だった。

 列車を降りると、「はやぶさ」が到着する1番乗り場へ。「はやぶさ」が到着する間には、885系や811系が発車していった。

 17:09、「はやぶさ」は定刻に鳥栖駅に到着した。外から見た限りでは、今日の乗車率はよさそうである。

 そして、17:10の定刻に鳥栖駅を発車した。発車するとき、運転席に乗り込んだ機関助士(?)の方はホームで列車を見ていたおじいさんとその孫に手を振っていた。鳥栖は鉄道の街だから、もしかするとこのおじいさんも昔は鳥栖機関区あたりで働いていたのかもしれない。

 再び5・6番乗り場に戻り、次の「かもめ」を待った。大混雑しているのは予測していたので、立ち席になるのは覚悟の上だった。17:22、長崎行きの885系「かもめ」が鳥栖駅5番乗り場に入線した。

 私は人の少なかった3号車のデッキで立つことになった。鳥栖駅で乗降に時間がかかったのか、「かもめ」は既に暗くなった長崎本線をフルスピードで飛ばし、佐賀駅には定刻の17:37に到着した。

 中央通りの「ライトファンタジー」は既に点灯されていて、私はその下を自転車に乗って帰った。

 時刻表検定の結果はどうであれ、それはそれできちんと受け止めなければならない。また来年があるさ・・・でも、来年の今頃は修学旅行の準備で忙しいかも。その次の年は受験だし・・・。私の時刻表検定は、しばらくお預けになりそうである。

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