2005佐賀インターナショナルバルーンフェスタ・臨時運行列車特集!

2005佐賀インターナショナルバルーンフェスタ・臨時運行列車の特集です。  長崎本線沿線の大イベント、アジア最大級の熱気球大会「2005佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が、今年も11月2日(水)〜11月6日(日)の5日間、佐賀県佐賀市の嘉瀬川河川敷で開催された。毎年、国内外から佐賀県の人口を超える人々が押し寄せ、寂れた地方都市・佐賀市も、この5日間だけは大賑わいとなる。

 JR九州は、毎年、この大イベントに合わせ、ちょうど会場を真横に横切る長崎本線に、臨時駅の「バルーンさが駅」を開設しており、2駅先の佐賀駅や、福岡県内の駅から職員が応援で駆けつけ、業務にあたっている。毎年毎年期間中は普通列車が増発され、かつては早朝下り1本のみの特急停車は、現在では昼間でも一部の特急が停車していて、列車の利便性が向上している。また、記念乗車券も佐賀〜バルーンさがに限り、佐賀駅で発売されている。

 「バルーンさが駅」は臨時駅で、普段は閉鎖されているため(近隣住民からは「常時開設すればいいのに・・・」という声が出てはいるという。)「みどりの窓口」はないが、設置されるPOS端末により、乗車券や自由席特急券、さらには入場券も購入が可能だ。ただし、入場券を買うには、時間帯によって長蛇の列に並ぶ羽目になったり、たとえそれで入っても、列車から降りる客、乗る客で1面2線のホームはごった返し、列車の撮影をしようとしても邪魔になるだけなので、控えた方がよい。入場券は記念に、ということで買う人が、鉄道ファンを中心にいくらかいる模様で、私も去年購入した。

 だが、この駅の隣、特に下り線側は、停車位置の標識や電柱など、多少障害物があるものの、地元では撮影ポイントとして知られている場所で、私が友人達とそこを訪れた3日(文化の日)も、数人の鉄道ファンがカメラを構えていた。その中に、相互リンクでお世話になっているRaleyつばめ様を発見!Raleyつばめ様によれば17時台の下り多久行きがキハ28・58が運用されるのだという。このページでは、そのキハ28・58をはじめ、臨時で運行された普通列車を特集する。

415系

 今年は、たまたまだったのか、例年よりも多く運用に入っているような気がした。方向幕にはない駅が終着駅となる場合があり、臨時幕を出して走っていた。(写真はありません。)

811系

 長崎本線では朝夕しか見ることのできない811系。この期間中だけは頻繁に見ることができる。去年は「三井グリーンランド編成」も運用に入っていた。

バルーンさが駅と811系。2005年11月3日・佐賀市内で撮影。

813系

 長崎本線では朝夕の他、昼間のほんの一部列車で813系が運用されているものの、期間中は臨時として、近隣主要駅との間を、頻繁に往復していた。813系+817系連結の目撃情報もある。

バルーンさが駅を発車した813系。2005年11月3日・佐賀市内で撮影。

817系

 長崎本線の主力として活躍している817系。赤ステッカーの長崎本線・佐世保線運用に加えて、黄色ステッカーの福岡県を走る福北ゆたか線運用の817系も応援で駆けつけ、長崎本線・佐世保線運用+福北ゆたか線運用の817系が連結して、4両で走っている列車もあった。

バルーンさが駅に入線する817系(上)と停車中。2005年11月3日・佐賀市内で撮影。

キハ28・58形

 毎年、応援としてやってきている。今年は唐津寄りからキハ58−555、キハ28、キハ58ー39が3両で運行していた。掲示板に寄せられた情報では、今年の春に工場を出場したばかりで、確かに一昨年見たようなかわいそうなくらいに割れた塗装は見受けられず、ピカピカであった。だが、来年も来てくれるのだろうか・・・。

バルーンさが駅に停車中の多久行き。2005年11月3日・佐賀市内で撮影。

佐賀駅に停車中の多久行き。2005年11月3日・佐賀駅で撮影。

キハ40・47形、キハ125形

 普段から唐津線の主力として活躍している国鉄形キハ40・47形と、JR九州のキハ125形が臨時列車として大活躍。キハ40・47形を3両連結した列車や、キハ125形と連結した列車も走っていた。数年前は両側2両にキハ125形、真ん中2両にキハ47形を連結した面白い編成も見られた。

佐賀駅で折り返しを待つ。2005年11月3日・佐賀駅で撮影。

旅行記&特集へ

トップへ